バイブロ工法は、バイブロハンマーをクレーンで吊り下げ、振動力を鋼矢板やH鋼に加え、周辺摩擦力・先端支持力を低減させて地中に貫入させる工法です。
鋼矢板・H鋼の打ち込み・引き抜きが施工可能です。
LHV工法は、バックホウのアームの先端に取り付けられた油圧駆動のバイブロにより鋼矢板やH鋼を打設する工法です。
アタッチメントの交換により、オーガー削孔も可能です。
仕様
主な杭打機仕様と施工範囲 | |||
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ベースマシン(種類) | 機種名 | 打設可能最高杭長 | 運送方法 |
0.3㎥(キャタピラー) | LHV025~04 | 約4.0mまで | 低床TR |
0.4㎥(タイヤ) | LHV025~04 | 約6.5mまで | 自走 |
0.4㎥(キャタピラー) | LHV025~07 | 約6.5mまで | 低床TR |
0.5㎥(キャタピラー) | LHV025~07 | 約7.0mまで | 低床TR |
0.7㎥(タイヤ) | LHV025~07 | 約8.5mまで | 自走 |
0.8㎥(キャタピラー) | LHV025~09 | 約9.0mまで | 低床TR |
ガンパイル工法は、強度の大きい鋼杭を穿孔棒として基盤岩へ直接打設する工法です。
岩盤層での長時間運転に対応するため、専用のガンパイラーにより打設します。また、打撃効率をあげるために杭の先端部から噴出する低圧のジェット水で岩砕粉を洗浄除去しながら打設・貫入させます。