全旋回オールケーシング工法は、据置式の全旋回掘削機によりケーシングチューブを強力な高トルクで回転、圧入しながら、ハンマグラブ等でケーシングチューブ内の土砂や障害物を排土撤去する工法です。
ケーシング先端のカッティングエッジに超硬チップを取り付けたカッタービットを装着し、全旋回掘削機にて回転させながらケーシングを圧入して鉄筋コンクリート等の地中障害物を破砕・切削しながらハンマーグラブにより除去し、その後ケーシング掘削孔内を良質土等で埋め戻します。
仕様
1500型 | 2000型 | 2000型H | 2200型 | 3000型 | |
---|---|---|---|---|---|
形式 | RT-150 | RT-200A | RT-200H | HCR2200 | SRD-3000H |
最大トルク | 115ton・m | 221ton・m | 301ton・m | 311ton・m | 370ton・m |
削孔径(φ) | 800~1,500mm | 1,000~2,000mm | 1,000~2,000mm | 1,000~2,200mm | 2,000~3,000mm |
押込力 | 57.0ton | 70.0ton | 86.0ton | 100.0ton | 120.0ton |
引抜力 | 197.0ton | 265.0ton | 352.0ton | 360.0ton | 394.0ton |
重量 | 26.0ton | 30.0ton | 34.1ton | 43.0ton | 60.0ton |
合番機 | 65t以上 | 80t以上 | 80t以上 | 90t以上 | 100t以上 |